食育プログラム『も~ぐもぐDay』②

6月21日(金)

食育プログラム『も~ぐもぐDay』の2回目の活動

“梅干し作り” に、年長さんが取り組みました。

 

まずは、梅についてのお話を聞き、梅について学びました。

梅が採れるのは、“梅雨の時期”

梅の栄養は

・疲れた体を元気にしてくれる

・血をきれいにしてくれる

・お弁当やおにぎりが腐らなくなる

・風邪をひきにくくなる

そんな話を、じっくりと聞き入っていた年長さん。

そして、いよいよ梅干し作りのスタートです。

まずは、梅のヘタとりに挑戦!

爪楊枝を使って、梅のヘタを上手にとる子ども達の顔は真剣。

梅の香りを嗅いでみると・・・

甘い香りが!!!!

「桃の匂いがする!!!」

と梅をクンクン嗅ぐ子ども達。

触った感じも柔らかく、いい匂いがして柔らかい手触りの梅に、夢中な子ども達でした。

ヘタを取った梅は、お酒で消毒をし、塩を入れた瓶の中に一つずつ入れていきました。

次の作業は、梅干しを漬ける赤シソの準備。

園で栽培した赤シソ(写真奥)も使用しました。

シソの葉を茎からとり、葉っぱの棒の部分を手でちぎって取り除き、葉のみにする作業を行いました。

    

匂いをかぐと、ふりかけの“ゆかり”の匂いだ!と気づく子ども達。

塩を入れて揉むと・・・

シソの香りが広がり、ホールがとてもいい香りに包まれました。

シソを揉んでいる様子を見せてもらいながら、匂いを嗅ぐ子ども達。

この匂いが苦手な子もいて、顔をしかめている子もいました。

シソを揉んで、出た汁を使ってちょっと面白い実験も。

紫色の赤シソの汁にお酢を入れてみると・・・

赤色に変わった!!!!

その不思議な様子に、釘付けな子ども達でした。

塩と一緒に瓶の中に入れておいた梅から出てきた水は、“梅酢”

だから梅干しは赤いのか!!

とこの実験で知ることが出来ました。

 

この日の作業はここまで。

梅の上に、水を入れたビニール袋で重石をし、

その上に、揉んだ赤シソをジッパーに入れてのせ、瓶のふたをしました。

こうして置いておくと・・・

休み明けの3日後 梅酢が出てきました。

このまま、直射日光の当たらないところで保管し、1ヶ月後に塩で揉んだ赤シソを入れます。

 

まだまだ“梅干し”になるまでには、時間がかかるので、

この日は、ミールケアの広瀬さんがつけてきてくれた梅干しを少しずついただきました。

梅干しを食べることが、はじめてな子も多く恐る恐る口に入れて・・・

いい顔をもらいました!!

とってもすっぱかったようです。

それだけで食べるととってもすっぱい梅干しですが、ほかほかのご飯でおにぎりを作り、その中に梅干しを入れて食べたらきっとおいしいはず!!

子ども達がつけた梅干しは、夏休み明けに出来る予定です。

それまで、シソを入れたり、干したり・・・ まだ工程が残っているので、大事に大事にしていきたいと思います。

 

今年はミールケアさんが用意してくれた梅で梅干し作りを行いましたが、

この日、園の梅の木にひとつ梅がなっていたので、ひとつだけ園で収穫した梅を入れました。

来年は、園の梅の木に、たくさん梅が実り、園で収穫した梅での梅干し作りが出来るかな?と今から楽しみにしています!

 

また、梅干し作りの経過を報告しますので、楽しみにしていてください。

食育おたより②

 

 

次回『も~ぐもぐDay』3回目は、

7月11日(木)

年中さんが、“夏野菜のピザ作り”を行います。

次回の活動もとっても楽しみです♪

 

 

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